2017年12月13日水曜日

映画の宣伝 明日までだけど!ww

『スーサイド・ライブ』
 あらすじ:低視聴率に苦しむWBCの番組内で事件が起こり、間近で人が死ぬのを見てショックを受けるアダム。罪の意識にさいなまれるアダムをよそに、敏腕プロデューサーは生放送で出演者を自殺させるリアリティ番組を企画。最初は反対していたアダムだが番組は賛否両論の嵐を巻き起こし、大ヒットに。やがて視聴率欲しさに番組の内容はどんどんエスカレートしていく。主演は「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメルと「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン。

 はじめに言っておきますが、本作は後味がなんとも複雑です!
これは過去に私が担当してきた作品の中でもかなり衝撃的な作品で、最初に見たときは独り言が止まりませんでした!「ウソでしょ」「信じられない!」「やめてぇぇぇ!」とか(笑)
劇場で見たら、きっと共感してもらえると思います!

 本作はヒューマントラストシネマ渋谷で明日(1216日)までの上映です。気づいたのが遅かったので、もう終わってしまいますが明日の夜に予定のない方はぜひ!私はちょっと劇場で見るの怖いです(涙) yoko



2017年12月5日火曜日

遅ればせながら…今年も参加しました『JTF翻訳祭』と『前夜祭』

 毎年11月末に開催される日本翻訳連盟(JTF)主催の翻訳祭と、それに合わせて開催している翻訳勉強会「十人十色」主催の前夜祭。昨年は諸事情により残念ながら不参加でしたが、今年はボランティア&主催者として参加してきました。

 前夜祭では川月現大さんによる、あいまいな表現をなくすための「日本語講座」、そして各地の勉強会の紹介や情報交換の場として、座談会「勉強会の勉強会」の2つのセミナー、及び懇親会の開催を主催者側としてお手伝いしました。

 翻訳祭は、IT、特許、医薬などの産業翻訳や文芸翻訳、映像翻訳、通訳、ライフハック関連情報など、様々な分野の第一人者が登壇され、貴重なお話を聞かせてくれる場です。実行委員の方々には現役翻訳者が多いので、どのセッションも実践に役立つ情報が詰まっていたと思います。今年は残念ながら映像翻訳関連のセッションはありませんでした。

 翻訳祭のボランティアのお仕事は午前か午後を選べるので、私は午前中にお手伝いをして、午後は楽しみにしていた文芸翻訳家の村井理子さんと編集者の伊皿子りり子さんの講演を拝聴しました。大評判の『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』を世に送り出したお二人。村井理子さんの翻訳愛と、伊皿子りり子さんの出版愛に触れ、この2人がチームとなって出版される本に、おもしろくないものなどあるはずない!と心の底から思いました。すでに来年、本屋さんに並ぶ予定の本があるとのことなので、今から楽しみです♪

 さて、過去にもたびたび言ってきたことですが、経験の浅い翻訳者さんは分野を問わず、こういった翻訳イベントにはどんどん参加するべきだと思います。今回、ボランティアで担当した受付業務でペアを組んだ方は、偶然にも字幕翻訳者を目指して大学で映像翻訳を勉強している学生さんでした。大学でどんなふうに映像翻訳を学んでいるか興味がわいて、いろいろと質問して教えていただきました。もちろん、私からもできるかぎりのアドバイスはしましたよ~。ですがイベントの懇親会でなら、こんな偶然に頼らなくても大勢の翻訳者とお近づきになれちゃいます。前夜祭や翻訳祭の懇親会に参加すれば、憧れの翻訳者に直接ご挨拶できたり、サインをもらえたり、今後チャレンジしたい分野の先輩に具体的なアドバイスを求めたり… 直接、お仕事に結びつく出会いもあるかも!

そして、何よりありがたいのは「刺激」を与えてもらえることです。翻訳祭の帰り道には、いつも心の中で自分会議。今回も学びがいっぱいでした! yoko

2017年12月4日月曜日

映画雑記2017秋

izumiです。いよいよ年末モード…を前にして、手持ちの仕事がゼロに。(チェックバック諸々はありますが。)いつもなら焦るところですが、年末にドラマの新シーズンが控えているため、ちょっと余裕なワタクシ。今年はずいぶん頑張ったし、ひと息つく時間も大事。というわけで、最近見た映画を備忘録的にまとめてみました。

ゲット・アウト
予告編を見て気になってたホラー。なるべく情報を入れないようにして映画館へ。面白かった~~~!久しぶりに大当たりのホラーでした!(いや、コメディ?)とにかく脚本が秀逸。字幕は種市譲二さん。セリフのノリにピッタリで、特に"f***"を含む罵倒語の落とし込み方が絶妙。見た後にいろんな解説や解釈を読み、また見たくなってます。

クボ 2本の弦の秘密
日本文化が大好きなアメリカ人が作ったストップモーションアニメ。気軽に見に行ったら、もう大好きな世界観で悶絶!黒澤映画や宮崎アニメや北斎や日本の民話や神話が詰まっていて、アメリカの冒険もののワクワクもあって、最後は完全にやられました。さらに物語を盛り上げるのが石田泰子さんの字幕。もしや原作ですか?というくらいの完成度。最初から最後まで書き写して唱えたい!吹替も絶対に行きます♪

『ローラ』
1961年の作品のリバイバル上映。字幕は寺尾次郎さん。大好きな『ロシュフォールの恋人たち』のジャック・ドゥミ監督の長編第1作、音楽はミシェル・ルグラン(アニエス・ヴァルダも!)、さらに私にとって『ロシュフォール~』と『シェルブールの雨傘』をつなぐミッシング・ピース。ようやく見られました!主演のアヌーク・エーメがとにかくキュートで好きにならずにいられない。『男と女』とはまた違った美しさ。(憧れて髪を伸ばそうとしたこともあったっけ。)続編の『モデル・ショップ』も見たいけど、末路を知ってるだけに見るのが怖いような・・・。ドゥミ、恐るべし。

ポリーナ、私を踊る
字幕は古田由紀子さん。コミック(BD)が原作なだけあって、とても視覚的な作品。実際にバレエダンサーとして活躍するアナスタシア・シェフツォワが主役とあって、踊るシーンがすばらしい。表情もいい。相手役のニールス・シュナイダーは、私が字幕を担当した『さよなら、ぼくのモンスター』のアリオシャ・シュナイダーのお兄さん。美形兄弟!ジュリエット・ビノシュも含め、踊りのレベルが高く、物語に引き込まれました。

ダンケルク
これは少し前ですが、大好きな作品の1つ。戦場の現実を「これでもか!」とたたみかけるように描く。クライマックスかと思いきや、また次の苦難が襲いかかり、終わりのない緊張感と恐怖。リアルです。敵であるドイツ兵の顔がまったく出ないのも、「誰が敵なのか?」という戦争の根本的な問題を問いかけるかのよう。もちろんIMAXで見ました!ノーラン監督、天才!字幕はゼミで1年お世話になったことのあるアンゼたかし先生。

一人の男と二人の主人』(ナショナル・ライブ・シアター)
英国ナショナル・シアターの舞台を映像で贈るこのシリーズ。初めて見ましたが、本当に劇場でいるような臨場感が味わえました。ジェームズ・コーデン主演のドタバタコメディで、最初から最後まで大笑い!彼のドヤ顔、たまりません。本場の舞台を映画館で楽しめるなんて、本当にいい時代♪

不思議の国のアリス』(ロイヤル・バレエ・シネマ)
こちらは上記のバレエ版。英国ロイヤル・バレエの舞台を映画館で見れちゃいます。『くるみ割り~』『眠れる森~』も見ましたが、幕間にインタビューや舞台裏を見せてくれて楽しめます。評判の『アリス』は映像も駆使したカラフルでコケティッシュで贅沢な舞台。スターダンサー達の芸達者ぶりに、爆笑&うっとりでした。

番外編として、舞台はイキウメの『散歩する侵略者』、劇団☆新感線の『髑髏城の七人』(花、風)、フランスの現代サーカスXYカンパニー『夜はこれから』、高知で見たジャコ・ヴァン・ドルマル監督の『KISS & CRY』(ナレーション翻訳を友人の柏木祥子さんが担当)。どれも、その場に立ち会えたことに感謝したくなるすばらしい舞台でした。やっぱり生の力はすごい。

他にバレエもいくつか…。秋はインプットしまくりでしたね。すばらしい舞台を見るたび「生の力には、かなわない」とおののき、いい映画を見るたび「こんな作品を生み出す世界に関われて幸せ」と幸せをかみしめる。これでまた、しばらく頑張れそうです。