2014年12月31日水曜日

今年もお世話になりました♫

あっという間に年の瀬ですね…皆さま1年お疲れさまでした。
今年はトリログメンバーにとってある意味、転機の年だったように思います。

emiは年明けからすぐにドラマシリーズで過去にないほど多忙な日々を送っていました。年末には久しぶりの吹替え翻訳の仕事も!

izumiは待望のドラマシリーズの依頼が次々に!得意の長編作品から、新境地への進出が叶いました。

yokoは6月のIJETで大活躍!そして今年もまた話題性のある作品を次々と手掛けました!

私 michikoは今年もお仕事に恵まれ、英語だけでなく新たに中国語、韓国語のスポッティングの依頼をいただくようになりました。またゲーム翻訳の音声チェックという仕事も学び、仕事の幅が広がりました。

今年はなかなか映画館へは行かれませんでしたが、HULUのおかげでたくさんの映画を見られました。HULUは私にはなくてはならない存在です。
ということで、年の瀬にトリログメンバーの映画ランキングを…
お正月バラエティに飽きたら是非参考にしてみてください!


マイベスト映画2014

yoko

1.アバウト・タイム 
恋愛、家族愛、人生愛…とにかく愛情にあふれた作品。笑顔で生きること、何気ない日常の大切さを思い出させてくれる映画でした。

2.6才のボクがおとなになるまで 
淡々と綴られる日常のリアルな喜びや悲しみが生々しく心に響いた作品。母親の立場で共感し、エンドロールが終わっても涙が止まりませんでした。

3.チョコレート・ドーナツ 
言いようのない悔しさや切なさが心に刻まれてしまったけれど、出会えてよかったと思えた大切な映画です。

他にも映像に圧倒された『ゼロ・グラビティ』や『マレフィセント』、『インターステラー』など、今年もすばらしい作品に数多く出会えました。映画ってやっぱり最高♫



izumi

1.6才のボクが、大人になるまで
  少年の目線で描かれた風景がみずみずしくて切なくて、母親目線で見てました。 人生にムダな出会いはないと実感できる奇跡のような作品。

2.バルフィ!人生に唄えば
映像が美しく、どっぷり愛に浸れる1本。数々の名画へのオマージュが盛り込まれていて、映画好きには必見です!

3.ぼくを探しに
大好きな監督の字幕を担当できた記念すべき作品♡

他に「インターステラー」「LEGOムービー」「ジャージーボーイズ」「グランド・ブダペスト・ホテル」「イーダ」「チョコレートドーナツ」・・・いい映画が多すぎて、絞り込むのに苦労しました。来年もたくさんのステキな出会いが(仕事でも)ありますように♡


emi

主演の女優さんが美しいし、お菓子はおいしそうだし(笑)、音楽もステキですごく楽しめました。

じわーっと来て、涙が止まりませんでした。日々を大切に生きていこう!と思った作品。

娘と見て楽しかったので♡



番外編で私 michiko のマイベストも…

1.大統領の執事の涙
2.パークランド
3.ダラス・バイヤーズ・クラブ


みなさま、残りわずかな2014年を大いに楽しんでお過ごしください!

よいお年を~♫



2014年12月4日木曜日

吹替って大変

早いもので今年もあと1ヵ月。世の中クリスマスムードでしょうか。少しは味わいたい!emiです。

  字幕のお仕事が多いトリログメンバーですが、先日、久しぶりに吹替翻訳を担当しました。
改めて、吹替って大変!!作業量は字幕の3倍とも言われますが、しばらく遠ざかっていたせいで時間は5倍くらいかかったような気がします。(最後は徹夜する羽目に…)

 まず大きな違いは「ト書き」が必要なこと。場面が変わればその場所を、人が動けばその動作を台本に書き込みます。今回はセリフが非常に少ない、翻訳者にとっていわゆる「おいしい作品」だったのですが(映像翻訳は単語数でなく時間単位で翻訳料が決まります)、吹替だとそうでもないなと思いました。原稿にセリフだけを書き込む字幕と違って、吹替はセリフがない場面でも、場所、動作、物音など様々なものを書き込む必要があるからです。
次に字幕と違うのは、話者を書き出すこと。役名がついていないような端役であっても、たとえ「あっ」だけのセリフであっても、誰が話したのか明記しなければいけません。これが結構厄介です。今回はマフィアの話で、下っ端がたくさん登場したのですが、皆さん容姿が似ていらっしゃる…。丸坊主でヒゲが生えていてガタイがいい人ばっかり…。こんな仕事をしていて大きな声では言えませんが、私、外国人の顔の判別が苦手です。おまけに作業で使う映像は画像が粗いので、遠目にチラッと映るような人はよく見えません。ものすごーーーく時間を取られました(涙)。

  あとは、複数人同時に話している場合、字幕ならば通常は一番大事と思われる人のみのセリフだけを訳すのに対し、吹替は全員分訳すし、テレビ等の音声も全部訳す(聞こえなければ創作する)し…で、吹替って大変!!(2度目)反面、字幕ほど厳しい字数制限はないので、言葉の選択肢が多く、訳していて楽しい!とはいえ、そのせいで、「いや、でもこっちの方がいいかも?」などと悩んでしまうわけですが。経験を重ねればそういうことは減るのでしょうか。修行が必要です。

  字幕も相変わらず難しいし、勉強は一生続きそうです。emi

2014年11月22日土曜日

それってネタバレ?

すっかり寒くなりましたね。早くもマフラーをグルグル巻いて仕事してます。寒がりizumiです。

先日、映画通の知人がツイッターで「セリフの最後に“…”がついてたから、そこで襲われるとわかった」というようなことをつぶやいていました。意味わかりますか?字幕では、話者が言いよどんだり、言葉をさえぎられた時などに“…”(3点リーダー)を使います。そうすると、言いよどむ場合は別にして、字幕慣れした人には「ここで(言葉をさえぎられるような)何かが起こるんだな」とわかるわけです。これがホラー映画やアクションシーンになると、「…」が死亡フラグになってしまう。翻訳者としては実に悩ましいのです。そういうわけで、最近は話者のセリフが中途半端に終わっていても、なるべく“…”を使わないよう気をつけています。

もうひとつ、ネタバレになりそうで悩ましいのが代名詞の訳。ミステリーの要素がある作品では、何気ないセリフに犯人をほのめかす伏線が張ってあったりします。たとえば、わざわざ”she”とか”they”を使って、犯人の性別や人数を特定したり、あるいは勘違いさせるように誘導したり。その時に気づかなくても、犯人がわかってから「あれはそういうことか!」と納得するのも、ミステリーのだいご味です。

ところが、日本語は主語を省くことが多いため、ヒントになる代名詞を訳出すると、不自然になることがあります。女とわかるように訳したいのだけど、そうすると悪目立ちして、いかにも「ザ・ヒント」になってしまう。どうやったら自然に伏線となるセリフを訳せるか?悩んでいるうちに、すべてが不自然に見えてきたり…。延々と考え込むことになるわけです。

ミステリーでなくとも、語順によって原音より早く情報が出てしまうこともあるし、字幕作りはネタバレとの戦いなのかも。そんなわけで、イケメン銃士が活躍するBBCドラマ「マスケティアーズ/三銃士」は、huluにて絶賛配信中です♪(はい、宣伝です!) izumi


他にもhuluではトリログメンバーの担当作品が多数配信中!
「ホームランド」、「New Girl ダサかわ女子と三銃士」、「キャシーのbig C いま私にできること」、「アイアンクラッド」もお見逃しなく~。

2014年10月31日金曜日

作品を語る

秋の深まりを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
寒さに弱いyokoにはつらい季節がやってきます…。

 11月7日と12日に日本映像翻訳アカデミーで「作品を手がけた吹き替え翻訳者と『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の楽しさを語る会」というイベントが開催されます。翻訳者が担当作品について熱く語る…これ、ものすごく興味ありませんか?物語の裏も表も知り尽くした翻訳者が、作品愛を炸裂させるすてきな会。盛り上がること必至です!といっても今回は受講生と修了生のための企画なので、参加できない方のために私yokoとizumiが潜入してレポートしますね!

 担当した作品を語るということ…これ、実はとても大事なことだと思います。翻訳をする段階で登場人物の個性や物語の背景などをしっかりとらえるのは当たり前ですよね。ストーリーを追いながら、「なぜこの場面で、このセリフを言っているのか」「セリフを言ったあとの表情は何を意味するのか」、などと常に自問しながら作業をするものです。ところが、いざ作品について語ってみようとすると、なかなか言葉が出てこないことがあります。その場合は、おそらく思っているほど作品を理解できていません。字幕として間違いはないけれど、単純だと思っていたセリフの裏に意味があったことにあとになって気づく、なんてこともありえます。逆に語り出したら熱がこもって止まらないという場合は、きっと完全に物語の裏表まで理解できている、ということですよね。

 梗概を書いてみたり、観客がいるつもりで作品を語ってみたりすれば、自分がどのくらい作品を理解できているのかを計ることができそうです。推敲の前にこの作業を取り入れて、より深みのあるセリフ作りを心がけたいですね。 yoko


ところで、日本映像翻訳アカデミーのフェイスブックページで、現在公開中の映画『FRANK -フランク-』の紹介をさせていただきました。こちらも是非、ご覧下さい♫

日本映像翻訳アカデミーのFBページはこちら: https://www.facebook.com/JvtaTokyoLa



2014年10月21日火曜日

マンガのススメ



こんにちは。emiです。気持ちのよい秋晴れが続いていますね♪湖畔の別荘でお仕事~
なんてことをしてみたいです…。

今回は映像翻訳に役立ちそうなマンガのご紹介です。
まずはこちら。里中満智子著『マンガ旧約聖書』
 
映像翻訳の仕事と切り離せないのが聖書です。映画でもドラマでも数多く引用されていますし、一見何もなさそうでも実は物語のベースに潜んでいたりと、避けては通れません。でもキリスト教と無縁で育ってきた私のような純日本人にはハードルが高い。その点、マンガなら取っつきやすいですよね。私はマンガが好きで、昔から日本史や世界史など小難しそうなものはマンガで読んでいました。絵があるからイメージしやすいし、記憶にも残りやすいからです。特にこちらは里中さんの作品なので絵もきれいだし、勉強している感覚ではなく楽しく読めます。ちなみにAmazonのレビューでは、聖書に詳しそうな方々も高く評価しているようです。(漫画ではないけれど、阿刀田高さんの『旧約聖書を知っていますか』もお勧め。阿刀田さんの『~知っていますか』シリーズは便利です!by izumi

続いて、原作:稲垣理一郎、作画:村田雄介『アイシールド21
 
映像翻訳者を悩ませるものといえば、アメフトです。日本ではなじみが薄いスポーツですが、アメリカの作品を訳しているとしょっちゅう出てきます。そこでお薦めしたいのがizumiイチオシのこちら。アニメ放映もされたので、ご存じの方もいるかもしれません。キャラクターが魅力的で、アメフトファンならずとも夢中で読めます!ややこしいルールも独特なポジションや用語も、自然と頭に入りますよ。

最後に『まんがで読破』シリーズ。
罪と罰 -まんがで読破-
このシリーズは本当にたくさんのものが出ています。映画などを訳していると昔の文豪の作品が引用されていることがありますが、納期の関係上、その本を全部読むのは難しいこともあります。そんな時はネットで該当箇所を探して雰囲気をつかむのも有効ですが、全体のストーリーを簡単になぞるには、このシリーズが便利です。マンガなら脳が疲れていても休憩する気分で読めてしまうのも魅力ですね。

このほかにも勉強になるマンガはたくさんあります。yokoがドラマ「ホーキング」をやった時にも『マンガ ホーキング入門―天才物理学者の人生とその宇宙論 』がとても役に立ったそうです。また、単に娯楽のために買ったものでも、セリフの参考になったりします。秋の夜長、皆さんもマンガを楽しんでみてはいかがでしょうか♪ emi

2014年10月3日金曜日

作品紹介です!

yoko です!

 いよいよ明日、10月4日より映画「FRANK」 が劇場公開になります!
北海道から沖縄まで、FRANK旋風が巻き起こる…のか?(笑)




音楽を通じて、誰かとつながりたい!

まっすぐで不器用なミュージシャンたちの複雑で繊細な物語に
心が揺さぶられる、ハートフルな作品です。

ファスベンダー様♡の美しすぎる顔をかぶりもので覆うという、
もったいなすぎるキャスティングが話題です。


それにしても、ファスベンダー様の演技が本当にすばらしいんです!無表情なはずのフランクなのに、全身から静かな感情が伝わってきて、胸がキューンとなるんです。ぜひ、劇場でご覧下さい♫




そしてもう一つ宣伝を!

 本日より、yoko と emi が組んで担当した「HOMELAND シーズン3」のDVDレンタル&発売が開始になりました!

「実話かと思ってしまうほどリアルな臨場感」と公式HPで紹介されているとおり、息をするのも忘れて見入るほどスリルあふれる展開になっています。

yoko と emi が力を合わせた力作の字幕で、ぜひお楽しみください♫



2014年9月22日月曜日

ご褒美休暇♫

 yokoです。ごぶさたしておりました。
私、何を隠そう8月の終わりから2週間ほどたっぷり休養を楽しんでいました。なんて、セレブを装ってみましたが、要するに仕事が切れていたわけです(笑)。フリーランスである私たちは、お客さまからお仕事をいただくのを常に待っている状態なので、ひっきりなしに受注できてお仕事が山積みの時もあれば、パタッと打診がこなくなることも、たまにはあります。

  お仕事が来ない時はどうするか…。人それぞれですが、私はお客さまに連絡して営業をしたり、ご挨拶に伺ったり、映画を見る、読書をするなどして勉強したり、同業の仲間と情報交換したり…と、かなり充実して過ごしています。  でもキャリアの始めから、休暇(仕事のない状態)を楽しめたかと聞かれたら、もちろん答えは「No」です。初めの頃は仕事がなくなるたびに焦って「最後にやった仕事でヘマをしたのではないか」とか、「大きな誤訳があったのかも…」とか、「そっと縁を切られたのでは…」などと夜も眠れず、悪い考えが次から次へと浮かんできたものでした。

  だからこそ、打診をいただいた時は多少きつめなスケジュールでも迷わず引き受けて、精一杯のお仕事をして…そうして頑張ってきて十数年…。思えば、初めて心から安心して“休暇”を味わえたのは、ほんの数年前のような気がします。長年のおつきあいの中で築き上げられた、お客さまとの信頼関係のおかげで、あれほど恐れていた仕事のない期間が、いつのまにかご褒美期間に思えるようになっていたのですね…(涙)

  そんなわけで、この2週間の間に私は家族旅行に出かけ、映画を見まくり、本やマンガを読みあさり、何度となくお友達とおいしいものを食べに出かけました。まさにご褒美です!心も体も完全オフを満喫したので、待ちに待ったお仕事に、ただいま弾む心で向き合っております!またしばらく忙しい日々が続きますが、これもまた楽しい♫ yoko 


写真は休暇中に参加した『モンブラン食べ比べ会』

2014年9月5日金曜日

ブログとの賢いつき合い方!?

 izumiです。嵐のような夏が過ぎ、仕事もプライベートも、ようやく落ち着きを取り戻しつつあります。今年の夏はよく働きました!お盆明け納品が多かったので、調整にやや苦労しましたが(これ、今後の課題)、早めにいただいた分をコツコツ進めたおかげで、パニックに陥らず終了。無事に納品できて、ホッとしています。

 …で、気持ちに余裕が出て、久々にやってしまいました。同業者のブログ熟読!翻訳者、特に映像翻訳者のブログを検索し、その仕事ぶりを軽くチェックするつもりが、ドツボにハマりました。気になる翻訳者のブログを読み、「うわ~こんなに勉強してる!」「この仕事、やりたかった!」「この資料本、欲しい!」などなど、内心叫び声を上げながら、エンドレスにページをさかのぼる…。だんだん落ち込んできて、ハッと気付くと午前2時。あんなに働いた気になっていたのに、「私、このまま仕事を続けられるんだろうか?」と、不安を抱えたまま眠ったわけです。
 
 これって、似たような経験のある方が、少なからずいるんじゃないでしょうか?ブログやSNSで同業者の活躍ぶりを見て、自分と比較して落ち込む…。でもね、我が身を振り返って考えると、ブログやSNSなんて、基本的にいいことしか書かないんです。少なくとも私は。見栄っ張りですから(キリッ)!
 特に誰でも見られるような媒体で、仕事名を出して書く時は、内容にかなり気をつかいます。私だって、失敗の1つや2つや3つや4つ…いくらでもあります。でも、そんなドジっ子話は、仲間内にとどめておきます。クライアントさんが見て不安になるようなことは、書きません。プロですから(キリッ)!
 
 同業者のブログを読んで、焦る必要はないんです。ブログの活躍の裏には、その倍以上の失敗が隠れていると思って、気楽に読めばいい。調べ物や勉強方法、営業術や仕事の心得etc.…参考になることだけ心に留めて、心臓に悪そうなことは流しちゃいましょう。私も同業者のブログに、ずいぶん助けられました。このTri-logueも、気負わず楽しく読んでもらえたら、うれしいです♪

2014年8月22日金曜日

真夏のTri-Logue会!

真夏のトリログ会開催しました♪

新宿のとあるホテルのペントハウススイート!
予約は1週間前をきっていましたが残室1の滑り込みセーフでした。
(どこまでも運に恵まれている私たち!)
めったに行かない(ちなみに私michikoは初めて)新宿伊勢丹デパ地下で
食べたいものを食べたいだけ(もちろんスイーツも!)、
4人とも両手いっぱいに買い込みました!

ホテルロビーはチェックインの列ができていましたが私たちの部屋は
スイートなので別フロアのラウンジへ(ちょっと優越感)

いざ!スイートルームへ!
ペントハウスならではの天井!
雨なのがもったいない!!!



こんなに広いお風呂・・・初めてです。
私の部屋より広いかも・・・。

スーパーキングサイズベッド
そんなサイズがあったとは・・・。









お部屋に着いて、パーティー準備開始!
ほとんどyokoのセンスにお任せ。
こんな時にこまごま働いてくれるのはいつもyokoです。
ホテルからのサービス
シャンパンとスイーツ盛り合わせも到着!


乾杯!!BGMの代わりに熊川哲也の「ドン・キホーテ」(izumiの持ち込み)
「ドン・キホーテ」の後は映画「プリティ・イン・ピンク」
話題はやっぱり、映画や字幕のこと。
さんざん飲んで、食べて、おしゃべりしました!


ホテル内にテラスバーがあるということで
あいにくのお天気でしたがせっかくなので
行ってみました。
新宿の街を眼下に眺めつつ、再び乾杯!!

1杯飲んで部屋に戻り、またまたおしゃべり。

就寝は・・・確か午前3時頃だったか・・・
yokoに「寝ろ!」と怒られたmichikoでした。



翌朝の新宿は快晴!!

お腹いっぱい朝食ブッフェをいただき・・・

部屋で再び「朝のスイーツ会」

”ピエール・エルメ”シトロン風味のスイーツ、絶品でした!







と、ひたすら食べてしゃべっての真夏のTriーLogue会でした!
仕事を持ち込まずに開催できたのが奇跡です・・・。
当初は、山形へ癒しスポットと温泉を求めて旅をする予定でしたが、あえなく断念・・・。
チェックイン当日も早めに集合してたまにはみんなで「遊ぼう~!」 と楽しみにしていましたが、みんなギリギリまでお仕事。
3時チェックインの予定が結局5時を回っていました。
滞在時間は24時間も無いけれど、頑張っている仲間と、ほんの少し仕事を忘れて過ごした時間はとても良いリフレッシュになりました!

夏を乗り切るエネルギーを充電完了!
今日より明日!今年より来年!さらに前向きに頑張る私たちです!

追加で告知
『通訳翻訳ジャーナル2014秋号』にizumiが寄稿しました!
リレーエッセイ「ようこそ!日英・英日翻訳の世界へ」のページです。
ぜひご一読を♪

ご購入はこちら





2014年8月4日月曜日

Tri-logue翻訳者作品紹介

こんにちは!
梅雨も明け、いよいよ夏真っ盛りです!
外に出て夏を満喫するもよし!でも、「暑いのは苦手~」と、いう方は
この機会にぜひ、Tri-logueメンバーの手がけたおススメ作品を
一気に見ちゃいましょ~!


『キリング/17人の沈黙』

8月2日 DVD発売&レンタル開始!
北欧ドラマをリメイクした前作「キリング/26日間」に引き続き、半分の字幕をemiが担当しました。前作と違って今回はオリジナルストーリーです。淡々としつつもスリリングな展開で、訳していてドキドキしました。ダボダボのパーカーがトレードマークだったホールダーのスーツ姿も必見です♪


『クライアント・リスト シーズン2』

8月6日 DVD発売&レンタル開始!
シーズン2の半分の字幕をemiが担当しました。主演ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのお色気炸裂の本作。しかしそれだけではない人間ドラマです。ジェニファー演じるライリーが家庭と仕事、両方の問題を抱えて追い詰められていくストーリー。ライリーの親友レイシー夫妻がいい味を出しています!


『イーダ』
(ポーランド映画)8月2日~渋谷イメージフォーラムにて公開

izumiが字幕担当。ポーランド映画祭で評判を呼び、劇場公開が決定!
まだ戦争の傷跡が残る1962年、修道院育ちの少女が両親の死の真相を探る旅に出ます。
少女の揺れ動く気持ちと、ホロコーストの悲劇が静かに切なく心に迫る物語です。


『ぼくを探しに』
(フランス映画)8月2日~渋谷シネマライズ他全国公開

アニメ界の鬼才シルヴァン・ショメの初実写長編作品!
2歳で両親を失ってから心の時間が止まったままのポールが、マダム・プルーストと出会い、記憶を少しずつ取り戻します。
甘くて切なくてビターでシニカルでファンタジックでミュージカル♪
izumiの大好きな要素が詰まった作品です!


『オーファン・ブラック~暴走遺伝子~』

DVD-BOX8月6日発売予定
Huluにて配信中

自分とうりふたつの人間が現れ、目の前で電車に飛び込んだら…?
科学界のタブーとも言われるクローン人間をドラマ化した衝撃の新感覚サスペンスです。大型新人のタチアナ・マズラニーが魅せる1人7役の演技がお見事!低予算ながら、見せるシナリオで視聴者を虜にします。偶数話の字幕をyokoが担当。


『FRANK』
(イギリス・アイルランド合作映画)

ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
10月4日全国順次ロードショー
マイケル・ファスベンダーが、決してかぶり物を脱がない奇妙な男「フランク」を演じる、なんとも贅沢な映画です!ちょっぴりおかしくて、ほろ苦い、繊細な人間の心を見事に表現しています。ただのコメディではない…不思議な感動を味わえるあったか作品です♫


2014年7月19日土曜日

今、海外ドラマがアツい!

こんにちは。emiです。

いよいよ夏本番ですね!さてこの暑い夏、海外ドラマもアツいんです!最近、いろんな雑誌で取り上げられているので少しご紹介したいと思います。


「BRUTUS」
この表紙、海外ドラマファンにはたまりませんね。「これ、○○だよね!」と、ページをめくる前から盛り上がること請け合いです。答え合わせができるところがまた楽しい。約80ページにも渡り、業界の裏事情などもあわせて詳しく書かれています。中でも「THE 20 VERY BEST TV DRAMAS」は必見!20作品中3作品は私が字幕を手がけた作品です。(あちこちで自慢してすみません)yokoと共に担当した「HOMELAND」ももちろん入ってますよ♪


海外TVドラマガイド「WATCH」
海外ドラマ専門ガイドが誕生しました!多くの話題作が細かく紹介されているのはもちろん、izumiが字幕を手がけた「マンハッタンに恋をして?キャリーの日記」のキャリーの部屋のイラストが描かれていたり、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に登場するスペアリブのレシピが載っていたりと、マニアにはたまらないオマケ情報も満載。話題の5タイトルを収めたDVD付きです。



「日経エンタテインメント!」
こちらもどどーんと1冊海外ドラマ特集です。テレビドラマ進出映画スター名鑑が面白い。あの映画女優がドラマに!?などなど、読んでいるだけでワクワクしてきます。これまた話題の7タイトルを収めたDVD付きです。



「ELLE」
女性向けファッション誌なだけあって、特集のタイトルも「海外ドラマで女の人生を学べ!」。ゴージャスなファッションに身を包んだ美人女優たちがクローズアップされる中、さすがカンバーバッチ様には何ページも割かれていました(笑)さほど大きな特集ではないけれど、こちらも話題の数作を収めたDVD付きです。ファッション目当てに雑誌を購入した人が、こうして海外ドラマに目覚めてくれたら、こんな嬉しいことはありません。


「BRUTUS」の記事にもありましたが、海外ドラマはオンエアにこぎつけるまでに高いハードルがあります。そこからシリーズ化されるものは限られており、さらに本国で人気を博したものだけが日本に輸入されます。というわけで日本に入ってくるものは面白いに決まってるんです!(まあそうでもないのもたまにありますが、好みの問題ってことで・笑)ふと気づくと「シーズン5!」なんてことになっていて、見る前に躊躇してしまう…というのもありがちなので、こういう雑誌などで情報収集をして、良作を見逃さないようにしたいですね。これからも海外ドラマ業界が大いに賑わってくれることを願います!emi

2014年7月1日火曜日

翻訳者は黒子!?

izumiです。
今年上半期のビッグイベント、IJET-25が大盛況のうちに終了しました!
エンターテインメント枠でお呼びしたスピーカーは3人。字幕翻訳家の石田泰子さん、吹替演出家の岩見純一さん、日本映像翻訳アカデミー代表の新楽直樹さん。どのセッションも熱く気迫あふれる内容で、分野の違う参加者にも大好評でした。各セッションの詳しい内容は、JATENTの長尾氏が秒速ツイートでまとめているので、そちらをご覧ください♪

IJET-25定点観測 http://togetter.com/li/686344


今回のセッションでもっとも私の心に響いたのが、石田さんの「脚本に寄り添う」という言葉でした。字数制限の厳しい字幕では、すべての情報を翻訳することは不可能です。だからといって、安易に意訳してはいけない。脚本に寄り添い、黒子となって伝えるのが翻訳者であり、どうしても必要なときは「涙をのんで意訳する」という話でした。実際、うまい翻訳者さんの字幕は、大きく意訳しなくても必要な情報を伝えています。石田さんの話を聞きながら思い出したのは、ある文芸翻訳者の「一言入魂」という言葉でした。その方の造語で原文の訳ひとつひとつに魂を込めるという意味で説明されていましたが、私は「字幕に当てはまらない言葉だな」と感じていたのです。

字幕はあくまで映像作品の理解を助けるために付けるもので、作品の邪魔をしないことが大前提。視界の端っこでサラッと流して見てもらえるのが理想です。もちろん、作品のヤマ場や決めゼリフは意識して訳します。でもそこで「入魂」しすぎると、その字幕だけが全体から浮いてしまいがちです。また、「このセリフにピッタリ!」と思って作った字幕も要注意。思い入れのある字幕ほど、主張しすぎて浮いてしまうことが多いのです。石田さんも「捨てる勇気が必要」とおっしゃっていました。(字幕の断捨離!)


実はこの「翻訳者は黒子」と似た考えは、違う分野の方からもたびたび聞いていました。第一線で活躍する方ほど、翻訳の跡を残さないよう努力をしているように思います。その技術たるや、まさに忍術!そういう忍術を目の当たりにすると、自分にはまだまだ修行が足りないと思い知ります。


脚本に寄り添い、真意をくみ取り、もがいて練って作り上げた字幕をサラッと出す。少しでも浮けば潔く捨てる。視聴者に「あれ?字幕あったっけ?」と思わせたら任務は大成功!これぞ黒子翻訳者の極意なり。まずは「意訳に逃げない」を信条に黒子道を極めるべく、下半期も突き進みます♪

2014年6月12日木曜日

字幕における日本的表現

こんにちは!梅雨はいつでも眠いyokoです♪

いきなりですが、言葉にはそれぞれの国の文化を表すものが多く存在します。それは、まあ当然ですよね。日本の文化に由来する言葉は私たちにとって、なじみのあるものばかりなので、翻訳をしているとうっかり使ってしまいそうになります。ところが、よくよく考えてみると日本的表現を当てはめた洋画の字幕って、やっぱりなんだか不自然なんですよね。

 では、どんな言葉が不自然に感じるかというと「日常茶飯事」、「朝飯前」、「朝ご飯」など、「飯」のつく言葉。エッグ・ベネディクトやパンケーキの映像に「ほら 朝ご飯よ」という字幕がついていたら…なんかイメージが壊れませんか? やっぱりここは「ほら 朝食よ」のほうがいいですよね。ただ、ひらがなで「ごはん」の場合は許容されることもあります。3歳くらいの子供が「朝食 まだ?」というのも、ピンとこないですもんね…

 他にも避けたい言葉はあります。「一文無し(無一文)」や「一丁前」、それに「棚ぼた」「鴨ネギ」などのことわざの略。仏に関する言葉にもちょっと注意が必要です。たとえば「成仏」。これは仏教の概念なので、キリスト教文化が背景の物語には当然ながら使えませんよね。日本の刑事ドラマで殺人の被害者を「ホトケ」と言うことがありますが、それも字幕では使えません。

 でも中には言い換えるにもこれ以上の表現が見つからない、という言葉もあって悩みます。それが「茶番」です。これを言い換えようと思ったら「へたな芝居」とか「子供だまし」とか文字数が倍以上ですよ!しかも、なんだか微妙に違う。「茶番」はやっぱり「茶番」なんですよ!!!  というわけで、これまでに何度か「茶番」は使っていますが、今のところは許してもらっています。(制作会社やクライアントによって許容の幅は違います)

 字幕で避けたい日本的表現の言葉は他にも藪から棒、袖の下、カヤの外、カブトを脱ぐなどもあります。また、時代劇を思わせるという意味で「しょっぴく」という言葉も避ける傾向にあります。ただし、映像のジャンルによっては例外もあり、「無一文」などは目にすることも。こういった言葉は、私自身は普段口に出して使うことはあまりありませんが、肌に合うというか…字幕には使えなくても、やっぱりピンとくる表現ばかりですよね。 yoko


さて、ここからはイベントの告知です♪
yokoizumiが所属するJATENTが6月22日に東京・有明でIJET-25の打ち上げを開催します。JAT会員じゃなくても、IJETに参加していなくても参加できる楽しい宴会です。映像翻訳仲間を増やしたい方、興味のある方は気軽にいらしてください!

参加ご希望の方はコメントをくだされば、こちらからご連絡します。コメントは非公開のまま確認しますので、ご安心ください!*参加の締め切りは16日とさせていただきます。

Twitterをご利用の方は @tri_logue_y  @tri_logue_i 宛てにメンションを!

2014年6月1日日曜日

セリフの語尾

セリフの語尾

こんにちは。emiです。夏が近づいてきましたね。さて、今回は翻訳者らしく言葉についてお話ししようと思います。

字幕を作る際、悩むのが登場人物の口調です。各人物の性別、年齢、性格などを踏まえて、どんな口調がふさわしいかを考えます。でも字幕では、普段の話し言葉よりも女性は女性らしく、男性は男性らしい言葉が使われていると思いませんか?

まずは女性の場合。「~よね」「~わ」など、いわゆる女口調にするのが一般的なようです。10代の若者には「~だよね」のようにカジュアルな言葉を付ける傾向が出てきましたが、現実には30代40代の女性もそちらを使いますよね。でも字幕では女口調にする。自然なセリフを目指しているのに、なぜなのか。私は一時期、この傾向がなくなればいいと思い、人知れずもがいていました(笑)そんな時、とある小説家が「女性を女口調にする理由は、そうしないと男勝りな女性という印象になるから」と書かれているのを読んで、すごく納得しました。確かにそうだと思います。

次に男性の場合。1つ例を挙げてみます。以前担当した刑事ドラマで、主人公の刑事が電話を取るシーンがありました。英語スピーカーは、電話を取ると自分の名前だけを言うことがよくあります。この時も「Conner.(彼の名字)」と一言だけ。捜査チームの厳格なボスでしたので、「コナーだ」がしっくりくる気がしましたが、そこで、「待てよ。現実に電話を取って、“○○だ”なんて言う人いないんじゃ…?」と思いました。皆さんの周りにいるでしょうか。私は思い浮かばなかったので、「コナーです」として納品しました。でも結局、キャラクターにそぐわないと指摘されて「コナーだ」に修正しました。やっぱりそうかーという感じで終わったのですが、その後、何気なく日本の刑事ドラマを見ていたら、主人公の刑事が「○○だ」と言って電話に出ていました。なんだ、悩まなくてよかったんだ!と思いました(笑)このドラマに関してはまったく違和感がなかったのです。ただ、概して違和感を持つ人は大勢いるようで、ネット上には「なぜドラマ(邦洋問わず)では普段の話し方と違う言葉が使われるのですか?」といった内容の質問が多く見られます。日本作品や海外モノの吹替版なら、役者さんの技量で余計な女らしさや男らしさは出ないようにできるのかもしれないので、そのうち普段の話し方と同じになることも考えられますね。字幕のほうが難しいかなと思います。

字幕でこうした語尾を使う理由はまだあります。同じ語尾が続くと単調に見えてよくないとされるので「~よね」「~わ」「~んだ」などで変化を付けるわけです。
また、1枚の字幕に2文を入れる場合にも便利です。たとえば、

現場に行ってきた
君は犯人じゃない

という字幕の場合、「話者が現場に行って、君が犯人じゃないことが分かった」という意味なのですが、「現場に行ってきた君」と読めなくもありません。ここで1行目を「現場に行ってきた“んだ”」とすると、話者が行ったことが明確になります。視聴者に一瞬でも「ん?」と思わせてはいけないのが字幕なので、それを避ける手段です。
個人的にはやりすぎると気持ち悪いので適当に抑えますが、いろいろ考えているうちに、以前のように「すべて取り除きたい!」とは思わなくなりました(笑)

最後に、非常に興味深いサイトと書籍を見つけたのでご紹介しておきます。

●テレビドラマにおける女性言葉とジェンダーフィルター
『文末詞(終助詞)使用実態調査の中間報告より』水本光美氏(北九州市立大学)
http://www.gender.jp/journal/no5/3_mizumoto.html

●『翻訳がつくる日本語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける』 中村桃子著
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013101300010.html

2014年5月19日月曜日

「花子とアン」の裏話を聞くチャンス♪

izumiです。
新緑が美しい季節ですね♪引きこもりがちな翻訳業ですが、なんだかんだ理由をつけて外に出たくなります。(いつもか…。)

いよいよ1ヵ月後に迫ったIJET25!今年のIJET(英日・日英翻訳国際会議)は東京で開催します。yokoと私が所属するエンタメ部門でお呼びしているスピーカーは、字幕翻訳家の石田泰子さん(「レ・ミゼラブル」「ミッドナイト・イン・パリ」「トレインスポッティング」「ブルージャスミン」…etc.)、吹き替え演出家の岩見純一さん(「スパイダーマン」「ターミネーター」シリーズなど多数)、日本映像翻訳アカデミー代表の新楽直樹さん。よくぞここまで集めた…と自画自賛したくなるほど、すばらしい顔ぶれです。他にも翻訳を勉強中の方からプロの方まで、参考になりそうなセッションがたくさん用意されています。ぜひ、サイトをチェックしてくださいね。

さて、今回はIJETに関する耳寄りな情報をお知らせします。イベントを飾る基調講演が、IJET参加者以外にも有料で一般公開されることになりました!講演者は作家の村岡恵理さん。『赤毛のアン』シリーズの翻訳者、村岡花子さんのお孫さんで、現在放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の原作『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』の著者です。英語が敵性語とされた時代に、戦禍の中でひそかに訳し続けた花子の想いとは何だったのか?同時代の文学者たちとの交流エピソードや、家庭での素顔を交えながら、花子の半生と訳文の魅力について語ります。

料金は大人2000円、子供1000円(小学生以上)。貴重なお話を聞けて、IJETの雰囲気も味わえるチャンス。一般参加の定員は100人なので、お早めにお申し込みください。

詳細はこちら♪
http://ijet.jat.org/ja/ijet-25/program/keynote_public/

2014年5月10日土曜日

とっておき未公開作品!

 お久しぶりです。
年明けにトリログメンバーと神田明神へ商売繁盛祈願に行ってから、お陰様でご利益を受け続けており、なかなかブログを書けずにいました・・・。
気づけば間もなく一年の半分が過ぎようとしています。
映画・ドラマ・ドキュメンタリー・スポーツなどジャンルや長さは様々ですが、ざっと数えて、頂いたお仕事は約90本。おそらく、この数は翻訳者の方々に負けていない気がします(笑)。
それでも映画好きの私にはまだ足りず、入浴中に映画1本もしくはドラマ1話を見るのが日課であり至福の時でもあるのです。今は、映画館やレンタルショップに行かなくても様々な動画視聴サービスを使って映画やドラマなどの動画を楽しむことが出来るので本当にありがたいです。

 動画視聴サービスにも様々ありますが、私の愛用している動画配信サービスはHulu(フールー)。月額(税抜)980円であらゆるジャンルの動画が視聴できます。(トラブル対応も迅速かつ丁寧で文句無し!)そして何より、スポッターにとっても字幕で映像を見る、ということはとてもいい勉強になるのです。  

 Huluでは日本で劇場公開されていない作品も多数配信されています。制作された映画を全て劇場公開するのは不可能な話ですが、スポッティングをしているとたくさんの作品に出会うので残念に思うことあります。
頂いたお仕事が映画の場合、劇場公開されることもあれば、されずにDVD化されるものもあり視聴者の目に触れるチャンスの少ないものもあります。
劇場公開されない作品の中には感動のあまり涙しながらスポッティングをすることもあるくらい素晴らしい作品や「これは劇場公開してほしい!たくさんの人に見てほしい!」そう思う作品が多数あるのです。
 トリログメンバーの翻訳作品は随時ご紹介していますので、ここでは私がプライベートで見た日本劇場未公開作品をご紹介したいと思います。

Hawking
2004年イギリス 監督:フィリップ・マーティン 主演:ベネディクト・カンバーバッチ
理論物理学者スティーヴン・ホーキングの若かりし日を描いた感動作品です。
今が旬のカンバーバッチから目が離せません!yokoも絶賛!

マーシャルの軌跡
2006年アメリカ  監督:マックG  主演:マシュー・マコノヒー
実際に起きた飛行機事故、1970年サザン航空932便墜落事故機にマーシャル大学アメフト部員の大半が搭乗していました。
残されたチームメイトの復活を映画化したものでチームの復活を実現させるためにやってきた監督をマシュー・マコノヒーが魅力的に演じています。(タイプじゃないけどあっという間に好きになってしまいました)

レールズ&タイズ
2007年アメリカ 監督:アリソン・イーストウッド 主演:ケヴィン・ベーコン
妻の病気に向き合えずにいる鉄道技師が、不慮の事故により、ある少年の母親を死なせてしまいます。しかし、その後その少年との関わりによって向き合えずにいた現実を受け入れていくヒューマンドラマ。
職人気質の鉄道技師をケヴィン・べーコンが演じています。涙なくしてみられません。(バスタオルのご用意を)監督のアリソン・イーストウッド初監督作品でもあります。(ご存知、クリント・イーストウッドの娘でもあります)

 まだまだたくさんの作品があります!当然まだ、私の見ていない名作もたくさんあるはず!

映像に関わるお仕事ができて心の底から幸せを感じる毎日です! michiko



2014年4月18日金曜日

ワークショップを終えて…

 久しぶりの更新になっちゃいました。izumiです。ハナミズキがきれいに咲いてますね。遅くなりましたが、3月21日に開催したイベント「フランス映画字幕アトリエ」の報告をしたいと思います。なんと、このブログを見て参加してくれた方もいました!コツコツやってきたことが形になるのは、心からうれしい。ありがとうございます♪

第1部では字幕翻訳の仕事について説明しましたが、ここでは省略。(長くなるので…すみません!)コーヒーブレイク後、第2部のワークショップを行いました。今回の目玉は、日仏通訳・翻訳者のアレクサンドル・ジロ(Alexandre Giraud)先生によるフランス文化のレクチャーです。事前にジロ先生と相談し、フランス語の映画とドラマ3本の中からワークショップに適したシーンを選んでおきました。これを1シーンずつ見せたあとにジロー先生が背景を説明し、私が訳出のポイントを教え、参加者に字幕を作ってもらうという流れでした。いちおう3本用意したものの、最後の1本は説明だけで時間切れになるかなと思っていました。ところが、いざ始めてみると、短い制限時間内できちんと字幕らしく仕上げる方が結構いらっしゃるのです!これには驚きました。

 もともとアトリエを企画したエコール・プリモはフランス語のレベルが中上級向けの学校です。しかもあとでご挨拶いただいて分かったのですが、仏検1級取得者が何人かいらっしゃり、この方々の翻訳能力が高かったのです。今回はスクール生以外の方も多く参加されていたので、まず参加者全員に原文を1文ずつ直訳してもらい、意味を確認してから字幕にしてもらいました。それでも、短い時間で直訳から字幕にするのは難しいことです。言語能力の高い方には、ある程度の翻訳能力が備わるのだと感じました。おかげで3本全部、字幕翻訳まで終わりました!(準備しておいてよかった~!)

 ジロ先生のお話で興味深かったのは、フランス映画におけるアラブ系移民の扱いです。初期の頃は、たとえば50年代の『アラブの盗賊』(1955年、DVD盤は『アリババと四十人の盗賊』)から70年代のアルド・マッチョーネの作品にいたるまで、映画に登場するアラブ系のほとんどが、からかいや笑いの対象でした。この頃のアラブ系移民は一過性の現象で、フランスに長く定着するものではないと考えられていました。ところが80年代に入ると、増え続けるアラブ系移民にフランス人は脅威を感じます。そこで、『愛しきは、女/ラ・バランス』(1982年)に見られるように、白人主人公を脅かす存在としてアラブ系が描かれ始めました。90年代、移民は社会問題となり、『憎しみ』(1995年)など問題を正面から取り上げた作品が登場します。そして『Taxi』(1997年)でアルジェリア系フランス人のサミー・ナセリが主役を演じ、アラブ系がヒーローとして描かれるようになるのです。私が字幕を担当した『スリープレス・ナイト』でも、アラブ系のダークヒーローが活躍します。この変遷はアメリカ映画におけるアフリカ系アメリカ人の描かれ方と似ていますね。アラブ系を指す時にフランス語で”brun”(英語の”brown”)と言うことがあるのですが、これ、訳しづらくて困るのです。(結局「褐色の人」「アラブ系」と訳すことが多いのですが。)今回のお話を聞いて、心をこめて訳そうと思いました。(本当に!)

 さて、もうひとつジロ先生の言葉でおもしろかったのが、「字幕翻訳は同時通訳に似ている」というもの。すべてを訳すのではなく、全体のエッセンスをくみとって、その場に適した言葉で伝える作業が似ていると感じたそうです。同時通訳というのは、その場で話したことをすべて伝えるものだと思っていたので、ちょっとした驚きでした。

今回のイベントは参加者の方々の熱意とやる気がすばらしく、私自身も学ぶことが多く、刺激になりました。いや、本当にがんばらないとマズいと思いました!参加してくださった皆さん、有意義な時間をありがとうございました。今回のイベントを企画し、準備してくださったエコール・プリモのルコック先生、スタッフの皆さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。最後に、うれしかったことをひとつ。字幕担当作品に『ぼくたちのムッシュ・ラザール』というヒューマンドラマがあるのですが、最後の寓話のセリフが好きで書き取ったという参加者がいらっしゃいました。もう感無量でした。まさに翻訳者冥利に尽きます!これからも日々精進いたします♪

●翻訳百景のミニイベント(5月29日)に『星の王子さま』の翻訳者、河野万里子さんが登場します!席は残りわずからしいので、興味のある方はお早めに。

●ケベック語(カナダ、ケベック州のフランス語)の辞書

●エコール・プリモで春の講座が始まっています♪

2014年3月25日火曜日

JATENT@IJET-25

yokoです!

 いよいよ数ヵ月先に迫ったJAT(日本翻訳者協会)最大のイベントIJET!毎年、日本と海外の英語圏で交互に開かれる英日・日英翻訳国際会議です。東京で開催される今回は、日本を代表する第一人者が大勢登壇!Tri-logueメンバーを含むJATENTもこのお祭りに一役買っています。映像翻訳者必見のセッションを用意してお待ちしてますよ♪

 魅力満載のセッションは以下の3つ。

「字幕の現場はレ・ミゼラブル!? 石田泰子氏が語る映画翻訳の世界」
翻訳歴28年、数々の話題作を手がけてきた石田泰子氏が、字幕翻訳の苦労と醍醐味を字幕の変遷を振り返りつつ語ってくださいます。これを聞いたら、涙なくして字幕を読めない…かも!?

「“吹き替える”って何を? 演出家 岩見純一氏が語る知られざる吹替え版ドラマや映画の舞台裏」
日本語吹替版とはどんなものか? その演出とは何をするのか? 字幕版とはどこがどう違うのか?たっぷりとお話しいただきます!

「映像翻訳2.0  ~広がる市場と求められるスキル~」
日本映像翻訳アカデミー 東京校・ロサンゼルス校代表の新楽直樹氏は、翻訳者に要求される技能と知識の変化、業界の変貌、最新動向を紹介しつつ、映像翻訳の未来像を推察してくださいます。

どれも聞き逃したくない、濃い~内容ですよ!
ぜひぜひご参加くださいね。

第25回 英日・日英翻訳国際会議 東京大会(IJET-25)には早期割引料金があります。期限は4月10日!参加のお申し込みはお早めに。


↓こちらからお申し込みいただけます♪
http://ijet.jat.org/ja/ijet-25/registration

2014年3月4日火曜日

限界を知る

emiです。

 ふと気づけば、もう3月。去年の終わりに「来年の目標はメリハリ生活!」などと書きましたが、2月は仕事漬けでした…。私史上最高の過密スケジュールで、もう限界!と思うほど働きました。映像翻訳者歴13年の私が、限界と感じた翻訳作業量がいったいどれくらいだったか、せっかくなのでご紹介したいと思います。

 2月に作った字幕総数は7492枚でした。(字幕は1枚、2枚…と数えます。)それがどれくらいのものか、枚数を言われただけではピンと来ないかもしれませんね。2月の仕事はドラマばかりだったのでドラマに関して言うと、セリフが多い50分もので1本当たり800枚前後、少なめのもので400~500枚、ひっきりなしにしゃべり続ける30分もの(実質20分強)のシットコム(シチュエーションコメディ)が450枚前後といったところです。今回は1日に作った正確な枚数を把握したいので、月の字幕総数7492枚を作業日数の28日で割ってみます。すると1日平均268枚。あれ?見た目が実年齢より5歳老ける勢いでやった割にはそうでもない??正直、1日400枚くらい作っていた気分だったのでガッカリです(笑)でも1ヵ月間ずっとこのペースを続けるのは私には大変でした。納品すれば当然チェックバックが来ます。さらに過去に納品した作品のDVD化に伴う再チェックにも対応したりして、いっぱいいっぱいでした。珍しく風邪を引いてしまったのは限界を超えていたからかもしれません。

 今回こうして計算してみて、健康的な生活をするための私の理想は「1日200枚で土日はきちんと休む」だとわかりました。限界に挑戦するのはあまりお勧めしませんが(いろんな意味で危険なので…)、一度正確に計算してみると面白いですよ。正直、私はもっとできると思っていました(笑)

 さて、怒濤の仕事は今週で終わり。来週からは少しのんびりします。まずは見た目を実年齢に戻します! emi

2014年2月21日金曜日

New Year’s Resolution

izumiです。

 皆さんのNew Year’s Resolutionは何ですか?私は、翻訳の質を向上させること。今年はとにかく、これに尽きます!昨年は先輩翻訳者のお話をうかがう機会が多く、そのたびに自分の甘さを痛感しました。中でも刺激を受けたのが、文芸翻訳者の越前敏弥さんのお話です。越前さんの訳書にはダン・ブラウンのシリーズ(『ダ・ヴィンチ・コード』など)で親しんでいましたが、セミナーで英文の解読をいかに理論的に行っているかを知り、衝撃を受けました。さらに、訳書『解錠師』を読み、完全に打ちのめされたのです。日本語を自由自在に操るとは、まさにこのこと。同じ翻訳者と名乗るのがおこがましいと感じてしまうほどでした。
 
 もちろん、映像翻訳と文芸翻訳では納期も方法も目的もまったく違います。映像翻訳は映像の邪魔をしないことが何よりも大切。視聴者を考えさせてしまうような訳は、避けなければなりません。そのため、シンプルでわかりやすい訳が求められます。それでも、同じ翻訳者として、このままでは何だか悔しい。分野は違っても、学べることはおおいにあるはず!そう思い、越前さんの翻訳講座を受講することにしました。先日、初回の授業を受けましたが、文芸ならではの視点はとても興味深いものでした。
 
 字幕では、回りくどい文章もスッと読めるように訳しますが、文芸では「あえて原文の回りくどさを残す」とのこと。また、原文があいまいなら、そのあいまいさを残した訳にすること。言われてみれば当然なのですが、映像ではあいまいな訳を回避する傾向があるため、新鮮でした。何よりもうなったのは、訳の解釈が分かれた時に、越前さんが理路整然と解釈の根拠を説明されたこと。訳の解釈を巡って意見が分かれることは字幕でもよくありますが、理論的に説明できれば相手も自分も納得できます。この技はぜひ身につけたいと思いました。講座は残り2回。終わる頃には私の字幕も飛躍的に向上しているはず…!(まず課題をやらねば!)越前さんのブログ「翻訳百景」も、勉強になるのでお勧めです。
 
 もうひとつ、今年に入って刺激を受けた言葉が「翻訳者は物書きであるという意識を持て」。文芸翻訳者の田内志文さんの言葉です。なんとなく翻訳という言葉に甘えていた自分に気づき、ハッとしました。というわけで、ブログも書きます!

 最後にイベント、「フランス映画字幕アトリエ」の宣伝です。3月21日にフランス語学校にて映画と字幕のイベントを行います。字幕ワークショップではフランス人の先生が映画の文化的背景を教えてくれます。フランス映画に興味のある方はぜひどうぞ♪(ただいま、プレッシャーと戦っております!) izumi


翻訳者の畝川晶子さんのブログ「翻訳者akoronの一期一会」で映像翻訳とTri-logueについて、ご紹介いただきました♪こちらも、ぜひチェックしてみてください! yoko

2014年2月9日日曜日

翻訳者yokoの本棚

翻訳者といえば本棚には専門書がたーくさん並んでいるイメージですよね?
映像翻訳者の場合は特に必要な情報が多岐にわたるので、資料は持っていれば持っているほど武器になります。でも情報はどんどん新しくなっていくし、買っても買っても欲しい本は増える。そうそう買い集められないし、思い切って買った参考文献の内容が難しすぎて理解できない、なんていう失敗も…

そこで小さなお子さんのいらっしゃる翻訳者さんに朗報です!
よく見ると、子供の本棚にはとっても使える参考文献がずら~りと並んでいるものなんですよね。イラストも多く説明も分かりやすい子供向けの図鑑などは、広い分野の知識が求められる映像翻訳者にとって、基本を抑えるためにはとっても優秀な資料になりますよ。



まずは、こちら!

『ふしぎの図鑑』
これは毎日の生活の中で“ふしぎだな”と思うことに着目した本。キリンの首はなぜ長いのか、夢はどうして見るのか、魚も寝るの?などの疑問に答えてくれます。

『もののはじまり館』
こちらは読んで字のごとく、人類のはじまりからインスタントラーメン、薬、エレベーターやオリンピックなど、いろんなものの“はじまり”を年表やイラストをふんだんに用いて、楽しく説明してあります。





『WORLD ATLAS 世界をぼうけん! 地図の絵本』
この地図の絵本は世界遺産や歴史的な建造物など、世界の各地域の特徴をかわいいイラストとわかりやすい文章で紹介しています。


『くらべる図鑑』
これは見ているだけで本当に楽しい図鑑です!
調べ物に使っていても、ついつい他のページまで眺めて止まらなくなっちゃいます。生きものの大きさから惑星の大きさ、乗り物、建造物、生物の泳ぐ速さなど…正直実際に仕事に役立ったことはまだないですが(笑)、雑学が増えます!



中はこんな感じ

続いてこちら…

『ドラえもんの理科おもしろ攻略』シリーズ
ここにあるのは生物、天体、力と電気、音、光、実験Q&A。
このシリーズは、例えば“磁界”についてネットで調べる時に先にサラッと目を通せば、基本の知識がすぐに理解できるので、とても助かります。 なんといっても、のび太に分かるように説明されているわけですからねwww

本屋さんには、ちびまる子ちゃんや、名探偵コナンの学習コミック本シリーズがいっぱい並んでいるので、一度手にとって見てみるといいですよ~。ついつい自分のために買いそろえたくなるかも!

 
これもおすすめ!
名探偵コナン 時事ワード













ところで私がいま机の脇に並べてある本はというと…


最もよく使うのは『朝日新聞の用語の手引き』とお気に入りの『てにをは辞典』。面白いのが『ポケット版 裏方用語事典』(私が持っているのは2002年9月10日第6版)。これは劇場やスタジオの照明や音響、舞台装置の名称などが図解と文章で詳しく説明されていて、とても親切。映画の特典映像の翻訳などで役に立つかもしれませんね!

いかがですか?
みなさんの本棚にも“意外に使える!”という本がいくつかあると思います。おすすめの本があったら、ぜひ教えてくださいね~♪  yoko