2015年6月28日日曜日

仕事の種をまく

こんにちは。izumiです。梅雨ですね~。湿気は苦手だけど、天気が悪いとあきらめもついて仕事がはかどります♪
さて、先日のミニイベントで仕事の広げ方について質問が多かったので、改めてわが身を振り返ってみました。最初の2~3年は、とにかく手当たり次第に仕事をしました。ところが、ペースもつかめて仕事に慣れてきた7~8年目のころ、パタッと仕事がなくなったのです。レギュラーの音楽番組は細々と続いていましたが、新規が来ない!それまで翻訳学校や知人の紹介で順調に仕事をもらっていた私は、かなり焦りました。

そこで、まず私がしたのは「仕事がない!」と騒ぐこと。同業異業に関わらず、友人知人に「仕事があれば紹介して」と声をかけまくりました。音楽のPVや文書翻訳など、いつもと違う種類の仕事をいくつかもらい、ライターも再開しました。
次に、翻訳者の紹介サイト「翻訳者ディレクトリ」を見て、条件の合いそうな仕事に応募しました。某映画祭の公式サイトの翻訳をもらい、その後も同じ会社からいくつか仕事をいただきました。
それから、同じ映像翻訳の仕事をしている人のブログを探して読みました。そこで初めて、クライアントに挨拶に行くという技(?)を知ったのです。早速、7年間会ったことのなかった音楽番組の担当者に挨拶に行きましたよ~!(その後、挨拶に行くときは手土産を持って行くという技も覚えました。)挨拶直後に担当者が辞めるというオチはつきましたが、会った時はちょっとした感動でした。
トライアルも受けましたが、合格しても料金が折り合わず、仕事にはつながりませんでした。

そんなこんなで映像翻訳の仕事が順調に来るようになったのが半年後。長い半年でした!結局、その間に新規開拓した仕事よりも、馴染みのクライアントさんから再び依頼が来るようになったことが大きかったです。仕事が途絶えた原因を振り返って考えると、自分の怠慢が招いたのだと思います。きつい仕事は断る、クライアントさんとのコミュニケーションが少ない、現状で満足して新しい分野に手を出さない…。
この半年間の教訓は、仕事の種はすぐに芽が出ないということ。仕事が止まってから慌てても遅く、早めに種をまいておくことが大事なのです。

というわけで、今では仕事が途切れそうになるとクライアントさんにメールしたり、時間が空くと挨拶に行ったり(手土産も持って!)しています。SNSでの情報交換や、セミナーに参加するのも種まきのひとつ。仕事はどこから転がってくるか分からないし、芽がいつ出るか分からない。そう肝に銘じて、せっせと種をまく日々が続きます。

2015年6月5日金曜日

翻訳料アップの交渉術



こんにちは。木々の緑が気持ちいい季節ですね!emiです。
改めまして先日の翻訳百景ミニイベントに足を運んでくださった方々、ありがとうございました!今日はあの時にお話ししそびれたことについて書きたいと思います。

ズバリ、翻訳料の交渉についてです。
結論から言うと、「交渉はすべき」です。まあそりゃそうでしょ、という声が聞こえてきそうですが(笑)経験談を交えてお話ししていきます。
以前、友人から継続的なお仕事を紹介してもらったのですが、当初ご提示いただいた翻訳料がかなり低いものだったので、こちらの希望額と「一度、納品原稿を見てから決めてくださっても構わない」との旨を先方にお伝えしました。経験の多いジャンルだったので、多少の自信もあり強気に出たわけですが、後日、「この質なら」ということで了承を頂きました。
もう1つは、翻訳者ディレクトリ(翻訳者用の掲示板サイト)を見てお問い合わせを頂いた時のことです。ご提示の額と私の希望額にかなりの開きがあったので、ダメかなと思いつつも希望を伝えてみました。すると驚いたことに、それが通ったんです。「高めの料金設定は質の表れだと思いますので…」というプレッシャーも受けましたが(笑)。でもそれ以降、その額でコンスタントにお仕事をくれるようになりました。嬉しい限りです。(ちなみにそんなに「高め」ではありません)
このような例もありますので、自分の通常料金よりずっと安い額を提示された場合も、ハナからダメだと思わずに希望額を言ってみるといいと思います。「吹っかけろ」と言っているのではありません。自分が適正だと思う額を言うだけです。こう言ってはナンですが、新しい会社と取り引きするのに、今までより安い翻訳料で受けるメリットはあまりないと思います。未経験のジャンルをやらせてもらえるというなら別かもしれません。でも、すでに関係が築けていて、お仕事しやすい会社があるのに、あえて別の会社と取り引きするのですから、本当なら翻訳料はアップさせたいところです。先述のイベントでも、新しい会社に移るしか翻訳料は上がらないという話が出ましたが、現状よりも少し高めで了承して頂くのが翻訳料アップのコツでしょう。(と偉そうに言いつつ、私も勇気がなくて現状の額をつい言ってしまうわけですが…。)翻訳料を徐々に上げてくれる会社も中にはあるようですが、登録後に翻訳料が上がるケースは稀だと思います。(案件によって予算が違うため多少変わることはあります)とにかく、最初の交渉が肝心です。「ここで高めに言ったら仕事を逃しそう」という不安もありますが、先のことまで見据えて、メリットがある選択をしたいものです。安い額で請けて業界全体の価格を下げ、結果、自分の首を絞めることだけは避けたいと思います。以上、「翻訳料が上がらないかな~♪」と日々考えているemiでした(笑)