2016年4月20日水曜日

訳語リストは宝の山!

お久しぶりです、yokoです!

桜の季節が過ぎ、あちこちで明るい白やピンクのつつじを見かけるようになりましたね。春はなんだか急に新しいことを始めたくなったり、気持ちだけが前のめりで加速し、足元がもつれそうな私です(笑)

 ところで皆さんは映画や海外ドラマを見ていて、字幕や吹き替えのセリフで自分の引き出しにない表現に触れたときはどうしていますか?以前もお話ししたように、私やizumiは映画を見に行く時もなるべくメモ帳を用意し、気になった訳語はすぐにメモを取るようにしています。例えば「suddenly」を訳すとき、自分の引き出しから自動的に出てくるのは「急に」とか「突然に」だけだったとします。そこへ別の人が「不意に」と訳しているのを見たら、とても新鮮に見えますよね。そんな、すぐにマネしたくなる表現はその場でメモをして、あとで自分の『訳語リスト』に書き足します。映画やドラマで見た訳語や表現は、物語の筋を理解したうえで生きた用例を見ることになるので、とても参考になります。

 さて、問題はそこからです。訳語リストに書き込んだ表現は、そもそも自分からはなかなか出てこないもの。つまり、ただリストに書き足したくらいでは記憶の底に埋もれてしまい、ちっとも自分の中に取り込めません。そこで大切なのは定期的に訳語リストを読み返すこと。そしてさらに大事なのは、それらの訳語や表現を実際に使って自分のモノにしていくことです。こうして訳語のコレクションを増やして、どんどん身につけていけば表現力が無限に広がるはず!なのに、忙しさにかまけてこの宝箱のような訳語リストの存在をうっかり忘れてしまうことも、しばしば


そんなわけで慌てて訳語リストを開いて読みふけってしまいました。 yoko  

2016年4月13日水曜日

至福のインプット期間♪

izumiです。3月末にドラマの最終話を納品し、しばらく春休み気分を満喫しました。なにしろ長~い引きこもりの冬だったので、すごい開放感!映画やドラマを見まくりました。

ドラマは遅ればせながら『ゲーム・オブ・スローンズ』にはまってます!このドラマ、何がすごいって、字幕もファンタジーらしい言葉が満載。「冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)」とか「落とし子」とか、ファンタジー好きにはたまらんです!「落とし子」もそうですが、「狂王」や「盲目」など差別用語に引っかかる言葉や常用漢字以外も結構使っています。なんて挑戦的!と感心していたら、原作本があるんですね。おそらく原作の訳を参考にしているんだと思いますが、それって制約の多い字幕では結構大変なことなのです。翻訳を手がけた制作者さんたちの心意気を勝手に感じながら見ています。(huluで見てるので、翻訳者名が出ないのが残念すぎる!)
マスケティアーズ パリの四銃士』(字幕を担当した『マスケティアーズ』の吹替版)も始まり、こちらも楽しんでます♪

映画は『アーロと少年』(吹替 石山祐子さん)、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(字幕 栗原とみ子さん)、『オデッセイ』(字幕 風間綾平さん)、『バベットの晩餐会』(字幕 関美冬さん)、『くるみ割り人形』(英国ロイヤルバレエ)。どれもスクリーンで見てよかった!と思える作品ばかり。吹替は驚くほど映像にぴったりだし、字幕はどれも作品の世界に合っていて、物語にどっぷり浸れました。
中でもリバイバル上映の『バベット~』は、気づけばその世界に入り込み、村人たちと晩餐会にいるような幸せな時間を過ごしました。関美冬さんの字幕はシンプルで美しく、静かな世界に溶け込むようでした。

やっぱり他の方の字幕を見るのは何よりも勉強になります。訳してばかりだと、頭の引き出しをあちこち開ける余裕がなくなってきて、同じ言葉を使い回しがち。アウトプットしたら、ちゃんとインプットしなきゃ~と改めて感じました。『ルーム』も見たいし「午前十時の映画祭7」も始まったし、隙を見てインプットしつつ、ぼちぼち仕事します。